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体中で体感してほしいです。&茜いろ♪
こんばんは。

色の由来を紹介する!!!約束ですよね(^^♪
その前に、体験のエピソードを少しだけ紹介させてくだいね。

先日、聴覚障害者のグループの方・・・11名が来館されました。
勿論 私達は手話は出来ません。
でも、メモで伝達するわけでも無く、まぁ伝達される方は複数いらっしゃたのですが・・・。
中々、伝達される方もこちらの説明を簡単に理解される・・・あるいは伝えられる・・かは、
手話が出来ない私達には、理解の範疇を越える時間で・・・。
でも、くみひも館にある、人間国宝さんや、善光寺のお上人さまの作品を、
観て帰られました。(この方達の作品は色合いをみるだけでもグゥ~~なのですよ♪)

このブログには書いてませんが、以前視覚障害者の方もいらっしゃいました。
組む手に感じる絹の感覚・・・。
その方達は、心で色を感じられたのだと!と想いました。

来館される方には色々な方がいらしゃいます。
五体満足な方ばかりではないのです。
車イスで来られる方もいらっしゃいます。
その方にも組んで頂けるよう、前もって様子を知らせて頂けると、
なるべく御意向に添えるように努力いたします。
折角来ていただいたのですから、組む!事を・・。絹糸の感触を味わって欲しいのです。


体の何か&何処かで、くみひも組む事を体感じて頂ければ、嬉しい・・・そう想って・・・。
来館をお待ちしています(^^♪


では、色の由来を一色だけ・・♪
先日 コメントをお寄せくだっさた「あかねさん」から茜という色を・・・。

色の意味や由来を紹介するにあたって・・・ワタクシとしては・・・
まずコメントをくださった、茜さんから、「茜」と云う色は相応しいのでは・・・と想いました。
〈個人的な意見〉ですが・・・。

茜という色は、万葉集に詠まれた額田王(ぬかたのおおきみ)が
詠んだ歌「茜さす紫野行きしめのゆ行き野守は見ずや君が袖振る」と云う
歌です。
読んだ相手は、元の夫であった、『大海人皇子』(おおあまのおうじ)の姿を観た額田王が、
おもわず、大海人皇子に、詠んだ歌です。
この歌をよむ少し前、額田王は大海人皇子の妻でありながら、
中大兄皇子「後の天智天皇・・・大海人皇子の兄」に見初められ、
強引に中大兄皇子の妻にならざるを得なかったのです。
けれど・・・人の心は変えられない・・・。そんなエピーソードがあってうまれた歌です。

あかねさす・・・とは空の澄んだ日に太陽が輝いて見えるような、
赤にわずかに黄がさしこんだような色なんですよね。

あかねさん、『茜』って太陽を、または太陽の動き&役割を意味した言葉ですね。
曇る、雨で陽が見えない日もあるでしょう。
でも、貴女の名の由来のような人生を生きてください(*^_^*)

ところで、このブログを読んでくださった皆様、
額田王が詠んだ歌に、大海人皇子はどんな歌を返したのでしょうか・・・(?_?)
ご存じですか?
大海人皇子のが額田王に返した歌は次回のブログに・・・。

さて、余談ですが、歴史の中で己を見失わなかった女性・・・。
自分の意思、気持ちを失わず、貫いた女性・・・。
以外としられていないのか、いるのかはわかりませんが、
そんな女性を目指したいなと!!!と想っています。
額田王のような(愛情)を貫いた女性、歴史の中で夫の為にまた国の主君の為に、
働いた女性・・・!!!強いのですよ!女性って(*^_^*)
故に 頑張りましょう。女性!負けるな~~男性!


 安達くみひも館でした。
by adachikumihimo | 2008-07-07 22:02 | くみひも体験のetc
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